プロジェクトマネージャーになったら

 

会社によって、プロジェクトマネージャーとか、プロジェクトリーダーとか、呼び名や役割が明確に決められている場合が多いですが、
ここでは、プロジェクトに責任をもつ人を「プロジェクトマネージャー」として呼びます。

会社に入って何年たち、仕事も一通り覚えてきたころから、だんだん小規模なプロジェクトを任されるようになってくると思います。
上司からプロジェクトマネージャーに任命され、小さいながらもプロジェクトを任されると、責任ある仕事を任されたうれしさもありますが、
何から初めて良いのだろうかと不安になることもあるでしょう。

上司、先輩から仕事をやり方を教えてもらって進めれば良いのですが、上司も先輩も忙しく、じっくりとやり方を教えてもらう時間は
取ってもらいにくいものです。
会社によっては、きちんとプロジェクトを進めるためのフォーマットが準備され、それに従っていけば初めてでもある程度は出来るでしょう。
フォーマットがきちんと準備されていることは、仕事の 「標準化」が出来ている良い会社だと思います。

しかしながら、どんな会社にも「標準化」が準備され、プロジェクトの進め方が準備されているわけではありません。
場合によっては上司、先輩によってやり方が違ったりして、混乱してしまうこともあります。

 

私自身は、システム系の仕事をしているので、どうしてもシステム関係のプロジェクトをイメージしてしまいます。
しかし、プロジェクトは、共通の目的をもって組成されたチームなので、システム以外のプロジェクトでも、進め方に大きな違いはないと思います。
 「段取」 レベルでは同じ考えで問題ないと思いますので、なるべく意識しないで記載していきます。

プロジェクトを進めるには、何を準備すれば良いかを私の経験から記録しておきたいと思います。

 

 1. プロジェクトの準備 準備が大事
        プロジェクトマネージャーに任命されたら
        プロジェクトの内容を確認しよう。 三本柱(スコープ、コスト、スケジュール)
        タスクを作ろう。 ・・・わかる範囲でできるだけ細かく。
        見積もりをしよう。 
        プロジェクト計画書をつくってみよう。
        事前に決めておくこと。 (変更管理、課題管理、リスク管理・・・・)
        三本柱(スコープ、コスト、スケジュール)を確定しよう。 

2.プロジェクトの承認
        社内の承認を得よう。

3.プロジェクトの開始
        キックオフミーティングをしよう

4.プロジェクトを実行しよう    (設計段階)
        設計段階1 要件    (要件定義)
        設計段階2 概要    (外部設計、基本設計)
        設計段階3 詳細    (内部設計、詳細設計)

5.プロジェクトを実行しよう    (製造段階)
        製造  

6.プロジェクトを実行しよう    (テスト、試験)
        テスト段階1    単体テスト
        テスト段階2    結合テスト
        テスト段階3    システムテスト

7. プロジェクトを実行しよう    (ユーザーテスト)
        ユーザー(顧客)受け入れテスト

8. プロジェクトをリリースしよう
        リリース承認

9.プロジェクトを終了しよう。
        終了条件
        振り返り
        再利用しよう

10.模擬プロジェクト実行
        ・

 

inserted by FC2 system